魚を何匹捌いたか見える化したくて「魚さばきカウンター」を自作した話

魚を何匹捌いたか見える化したくて「魚さばきカウンター」を自作した話

 

魚を捌くことは、海彦にとって特別な作業ではありません。

漁に出て魚を持ち帰り、店で捌き、料理としてお客様に届ける。そんな日々を繰り返していると、あることが気になりました。

「自分は、これまでにどのくらいの魚を捌いてきたのだろう?」

一日に数匹の日もあれば、仕込みが重なって何十匹と捌く日もあります。けれど、忙しい営業の中では、その数を正確に覚えておくことはできません。

そこで今回、魚を捌いた数を記録し、ブログ上に表示できるWordPressプラグイン「魚さばきカウンター」を作りました。

 

なぜ魚を捌いた数を記録しようと思ったのか

魚を何匹捌いたか見える化したくて「魚さばきカウンター」を自作した話

 

きっかけは、とても単純な疑問でした。

海鮮料理店を運営しながら、自分でも海に出て魚を獲り、毎日のように魚を捌いています。

ブリ、マダイ、アジ、サバ、スズキ、イカ、貝類。季節によって扱う魚は変わり、仕入れや漁の状況によって数も変わります。

しかし、日々の仕込みに追われていると、「今日は何匹捌いた」「今月は何匹だった」という記録までは残していませんでした。

ふと振り返ったときに、店を始めてからどれだけの魚を扱ってきたのか、自分でも分からない。

それが少し、もったいないように感じたのです。

 

記録したかったのは、単なる数字ではない

魚を捌いた数は、ただの作業量ではありません。

その一匹一匹は、海からいただいた命であり、お客様に料理として届けてきた海の恵みです。

何匹捌いたかを記録することは、店の仕事量を把握するだけでなく、自分たちがどのくらい海の恵みをいただいて商売をしているのかを知ることでもあります。

数字として見えるようになれば、忙しい毎日の中でも、あらためて海への感謝を忘れずにいられる気がしました。

「今月はこれだけの魚を扱った」

「この魚は、この季節にたくさん捌いている」

そんな記録が積み重なれば、海彦の仕事そのものが一つの物語になります。

 

そこで作ったのが「魚さばきカウンター」

魚を何匹捌いたか見える化したくて「魚さばきカウンター」を自作した話

 

市販のアプリや既存のWordPressプラグインも探してみましたが、魚ごとに数を登録し、ブログのサイドバーに分かりやすく表示するという、ちょうどよいものは見つかりませんでした。

それなら、自分で作ってしまおう。

そう考え、ChatGPTを活用しながら、海彦ブログ専用の「魚さばきカウンター」を作りました。

このプラグインでは、管理画面から魚の名前を登録し、魚を捌くたびに数を追加できます。

登録した数は、海彦ブログのサイドバーに表示されます。

どの魚を何匹捌いたのか、これまでの合計は何匹なのか。ブログを訪れた人にも、海彦の日々の仕事が数字で見える仕組みです。

 

ブログのサイドバーに設置した理由

記録するだけなら、自分だけが見る管理画面でも十分です。

それでもブログに表示することにしたのは、海彦ブログが単なる情報発信の場所ではなく、海彦の仕事や挑戦を記録する航海日誌のような存在だからです。

魚を捌いた数が増えていくことで、店の歴史や日々の積み重ねが目に見えるようになります。

初めて海彦ブログを訪れた人にも、

「この人は本当に日々魚を扱っているんだ」

「漁師として、飲食店として、これだけの魚と向き合ってきたんだ」

と感じてもらえるかもしれません。

記事だけでは伝わりにくい日常の仕事を、小さな数字が代わりに語ってくれる。そんな役割も期待しています。

 

魚を捌く量が見えると、店の運営も見えてくる

魚さばきカウンターは、海への感謝を記録するために作りましたが、店舗運営の面でも役立つ可能性があります。

魚種ごとの数が蓄積されていけば、どの時期に、どの魚を多く扱っているのかが見えてきます。

例えば、アジを多く捌く時期、ケンサキイカの仕込みが増える時期、マダイの注文が多い季節など、感覚でしか分からなかったことが数字として残ります。

将来的には、仕入れや仕込み量、商品開発を考える際の参考にもなるかもしれません。

最初は単純なカウンターでも、記録を続けることで経営データに変わっていく。

これも、記録を始める大きな意味だと思っています。

 

AIで作るのは、大げさなシステムだけではない

ChatGPTを使った開発というと、難しいシステムや大規模なサービスを想像する人も多いかもしれません。

しかし、実際に仕事で役立つのは、今回のような小さな仕組みだったりします。

「こんな記録ができたら便利」

「この作業を少し楽にしたい」

「自分の仕事に合った機能がほしい」

そうした小さな不便を、自分専用のツールで解決できるのが、今のAI活用の面白さです。

以前なら、プラグイン開発は専門業者へ依頼するか、諦めるしかありませんでした。

今は、やりたいことを言葉で整理し、ChatGPTと相談しながら形にできます。

自分の仕事を一番よく知っているのは自分です。その自分が欲しいものを、自分で作れる時代になりました。

 

魚さばきカウンターは、海彦の仕事の足跡になる

魚を何匹捌いたか見える化したくて「魚さばきカウンター」を自作した話

 

魚さばきカウンターに表示される数字は、これから少しずつ増えていきます。

その一つ一つが、海に出た日、魚を仕込んだ日、お客様に料理を届けた日の記録です。

数年後に振り返ったとき、

「こんなにたくさんの魚を捌いてきたのか」

と驚く日が来るかもしれません。

同時に、それだけ多くの海の恵みに支えられてきたことも実感できるはずです。

数字が増えるほど、誇らしさだけでなく、感謝も増えていく。そんなカウンターに育てていきたいと思っています。

 

まとめ|海の恵みを数字で残していく

今回、海彦がどのくらい魚を捌いているのかを記録するために、WordPressプラグイン「魚さばきカウンター」を作り、海彦ブログに設置しました。

始まりは、「自分はどのくらい魚を捌いているのだろう」という小さな疑問でした。

しかし、実際に作ってみると、これは単なる作業記録ではなく、海の恵みへの感謝、店の歩み、海彦の仕事の積み重ねを残す仕組みになると感じています。

AIを活用すれば、自分の仕事に合わせた小さな道具を、自分で作ることができます。

今回の魚さばきカウンターも、そんなAI活用から生まれた一つの道具です。

これから海彦ブログのサイドバーで、捌いた魚の数が少しずつ増えていきます。

海彦がどれだけ魚と向き合い、どれだけ海の恵みをいただいているのか。その記録を、これからも正直に残していきます。

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