交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

 

「交際費を記録するプラグインを作りました」

そう聞くと、少し地味に感じるかもしれません。

正直、自分でも最初はそう思っていました。
交際費の記録なら、Excelでもできる。Googleスプレッドシートでもできる。会計ソフトに入力すれば、それで済むようにも見える。

でも、実際に小さな会社をやっていると、問題はそこではありません。

「いつ、誰と、どこで、何のために使ったお金なのか」

これを、あとからきちんと説明できる状態で残せているか。
本当に大事なのは、そこだと思いました。

 

交際費は、あとから思い出すのが難しい

交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

 

日々の仕事の中で、打ち合わせ、会食、取引先との相談、営業活動など、交際費が発生する場面はあります。

そのときは覚えています。

誰と会ったのか。
何の話をしたのか。
なぜその支払いが必要だったのか。

でも、1か月後、半年後、1年後となると、細かいことはどうしても曖昧になります。

ましてや、税務調査などで数年前の支出について聞かれたとき、領収書だけを見てすぐに説明できるかというと、正直かなり難しいです。

領収書に店名と金額は残っていても、そこに同席者業務目的までは書いてありません

だから今回作ったのは、単なる「交際費記録」ではなく、交際費の証拠を残すための管理ツールです。

 

売るためではなく、自分たちの業務改善として作った

今回のプラグインは、最初から商品として売るために作ったものではありません。

まずは、自分たちの業務を少しでも楽にするため。
そして、あとから困らないようにするため。

小さな会社では、社長自身が現場にも出ます。営業もします。経理的な確認もします。場合によっては、ホームページも、商品ページも、広告も、全部自分で見ます。

その中で、記録のためだけに時間を取られるのは、かなり負担です。

けれど、記録を残さないわけにもいきません。

だったら、スマホやタブレットからその場で入力して、写真も添付して、あとから一覧で確認できて、必要なときにはPDFとして出力できるようにすればいい。

そう考えて作ったのが、今回の交際費証拠管理プラグインです。

 

記録する内容は、できるだけ実務に寄せた

入力できる内容は、できるだけ現場で必要になるものに絞りました。

  • 日付
  • 報告者
  • 店名
  • 同席者
  • 業務内容
  • 添付写真

店名や同席者は、複数追加できるようにしています。
実際の会食や打ち合わせでは、相手が1人だけとは限らないからです。

写真も複数添付できます。

領収書の写真、料理の写真、打ち合わせ場所の写真など、必要に応じて残せるようにしました。

さらに、写真に撮影日時や位置情報が入っていれば、それを読み取って表示できるようにしています。

もちろん、位置情報がない写真もあります。
その場合は「位置情報なし」と表示されます。

ここは完璧を目指すというより、残せる証拠はできるだけ残すという考え方です。

 

固定ページから入力できるようにした理由

交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

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今回こだわったのは、WordPressの管理画面にログインしなくても入力できることです。

固定ページにショートコードを設置して、そのページをパスワード保護すれば、タブレットやスマホから入力できます。

管理画面に入る必要がないので、現場で使いやすい

これは小さな会社ではかなり大事です。

「使う人が迷わない」
「入力までの手順が少ない」
「その場で記録できる」

業務改善ツールは、高機能であることよりも、まず続けられることが重要だと思っています。

 

PDFで1件ずつ出力できるようにした

交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

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記録は残すだけではなく、必要なときに提出できる形になっていなければ意味がありません。

そこで、1件ずつA4サイズの交際費報告書としてPDF出力できるようにしました。

写真、撮影日時、撮影場所、業務内容などをまとめて、あとから確認しやすい形にします。

これは税務資料としても、社内報告としても使いやすいはずです。

日々の記録を、あとから探して、まとめて、印刷して、整理する。
この作業は地味ですが、実際にはかなり時間を取られます。

だから、最初から提出できる形で保存できることには意味があります。

 

本当に作りたかったのは「社長が困らない記録」

今回のプラグインを作りながら、改めて感じたことがあります。

小さな会社に必要なのは、立派なシステムではなく、日々の面倒を少しずつ減らしてくれる道具です。

大企業のような大きな管理システムはいらない。
でも、何も残していないと、あとから社長が困る

この中間にあるツールが、実はかなり少ないと感じています。

交際費、出張、打ち合わせ、作業日報、備品管理、勤怠、事故報告。

どれも小さな会社では必要です。
でも、それぞれに専用の高額なシステムを入れるほどではありません。

だから、WordPress上で動く、シンプルで使いやすい業務記録ツールを作っていく。

これが、今回のプラグインから始まった考え方です。

交際費記録ではなく、交際費証拠管理へ。小さな会社の業務記録をAIで整える第一歩

実際の交際費証拠管理アプリの画面(PC表示)

 

業務記録シリーズの第一弾として

この交際費証拠管理プラグインは、単体で終わらせるつもりではありません。

これは、社長が税務調査と日々の記録管理で困らないための業務記録シリーズの第一弾です。

今後は、出張記録のプラグインもこの流れに入れていきます。

出張者、日付、目的、旅程、宿泊先、訪問先、業務内容。
こうした情報も、あとから整理しようとすると意外と大変です。

でも、出張が終わったタイミングで入力しておけば、報告書として残せます。

交際費も、出張も、考え方は同じです。

あとから思い出すのではなく、その場で残す

これだけで、未来の自分の負担はかなり減ります。

 

AIを使う価値は、こういうところにある

ChatGPT社員日記 #1|社員を雇う代わりにChatGPTを働かせています。収益を全部公開できる会社を目指して

 

AIというと、文章を書いたり、画像を作ったりするイメージが強いかもしれません。

もちろん、それも大きな活用方法です。

でも、実際の仕事で本当に助かるのは、こういう小さな業務改善だと思っています。

今までなら、外注して何十万円もかかっていたかもしれない。
あるいは、そもそも作ることを諦めていたかもしれない。

でも今は、AIと相談しながら、自分の業務に合わせたツールを作ることができます。

もちろん、一発で完璧にはなりません。

実際に使ってみて、写真の表示がおかしい、PDFに情報が出ない、入力しづらい、ボタンの位置を変えたい。
そういう修正を何度も繰り返します。

でも、その修正を重ねることで、少しずつ本当に使えるものになっていきます。

AI活用の価値は、派手なことだけではありません。

自分の仕事の面倒を、自分の手で少しずつ減らせること

ここにこそ、かなり大きな価値があると思っています。

 

小さな会社こそ、記録を仕組みにした方がいい

小さな会社では、どうしても社長の記憶に頼りがちです。

誰と会ったか。
何を話したか。
どこに行ったか。
なぜその支払いが必要だったか。

でも、社長の頭の中にだけある情報は、記録とは言えません

忙しい毎日の中で、記憶は流れていきます。

だからこそ、最初から記録する仕組みを作っておく。

難しいことではありません。
スマホで入力して、写真を添付して、保存する。

それだけでも、あとから見返したときの安心感は大きく変わります。

 

まとめ:売れるかどうかより、まず自分の仕事が楽になるか

今回の交際費証拠管理プラグインは、最初から販売目的で作ったものではありません。

まずは、自分たちの業務を改善するため。
そして、あとから困らない記録を残すため。

その結果として、同じように困っている1人社長や小さな会社にも役立つ可能性があると感じています。

交際費をただ記録するのではなく、証拠として残す。
日々の業務を、あとから説明できる形にしておく。
社長の記憶に頼らず、仕組みで残す。

これから、この考え方を出張記録などにも広げていきます。

大きな会社のための大きなシステムではなく、小さな会社が明日から使える業務記録ツールを作っていく。

その第一歩が、今回の交際費証拠管理プラグインです。

AIを使えば、こういう小さな改善を自分たちの手で進められる。
それは、1人社長や小さな会社にとって、かなり大きな武器になると思っています。

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