YouTubeを始めたばかりの人こそ知っておきたい収益化の知識と対策

2021年7月2日

YouTube動画を配信する最大のメリットはやはり収益化ですよね。

動画をアップして視聴者に再生してもらうだけで収益になるので、これほどおいしいビジネスはそうそうありません。

YouTubeを始めたばかりの人こそ知っておきたい収益化の知識

 

チャンネル収益化をするための条件として、総再生時間4000時間、チャンネル登録者数1000人という壁はあります。

しかし、この条件さえクリアすれば収益化のチャンスを与えられるので、だれでもYouTubeで稼ぐことができるのは明らかです。

ただ、その条件を満たせばすぐに収益化できるわけではありません。

審査があります。

この審査に合格すれば晴れて収益化できるわけですが、この審査が曲者なんです。

この審査の基準を知っておかないと、せっかくそれまでに頑張って動画を作ってアップしていた苦労が水の泡になる可能性があるんです。

 

段々と厳しくなる審査

収益化の審査は段々と厳しくなっています。

全ては、広告主のためですね。

せっかくお金を払って、広告をしても、悪質なコンテンツ(動画)に掲載されてしまうと、広告の効果はないどころか、会社や製品、サービスのイメージ低下にも繋がってしまいますよね。

お金を払って広告を出している広告主のメリットになるためには、仕方がない、と言うか当然の流れではあります。

 

ひと昔前は、YouTubeの収益化審査は甘々で、総再生時間4000時間、チャンネル登録者数1000人などという条件もなく、チャンネル解説して10本くらい風景を撮影した動画をアップしてから収益化申請すれば、サクッと合格していました。

ところが、2018年2月に再生時間4000時間、登録者1000人の条件が発生。

さらに、2019年4月あたりから、さらにある厳しい条件が付くようになり、その時点で収益化できていた多くのチャンネルが収益化をはく奪される事態に発展しました。

BAN祭りって揶揄された状況です。

YouTubeを始めたばかりの人こそ知っておきたい収益化の知識

 

そのある厳しい条件を知っておかないと、苦労が報われない事態になるので、ぜひ知っておいてください。

その条件とは、結論から言うと、「再利用されたコンテンツ」「繰り返しの多いコンテンツ」です。

 

最低限のネットマナー

YouTubeで動画を公開するうえで、最低限気を付けるべきことをまず説明します。

それは人として道徳に反しない動画を公開してください、ということです。

例えば、暴力的な内容、性差別の内容、誹謗中傷を前提とした内容、いじめにつながる内容、他人の地位を脅かす内容・・・ などです。

 

当たり前のことなんですけど、これらは炎上して再生数を上げられる要素があるので、今でもこれに近い動画をアップする人は後を絶ちません。

ですが、これらの内容の動画を公開するチャンネルは、YouTubeの判断により、収益化できないどころか、チャンネルを削除される可能性が大きいです。

ですから、人に迷惑をかけない、不快感を与えない、つまり人として健全な動画を公開するようにしてください。

ただ、健全なチャンネルでも収益化をはく奪されることがありました。

それが先ほどの「ある厳しい条件」にあたる「再利用されたコンテンツ」と「繰り返しの多いコンテンツ」です。詳しく説明します。

 

質の高い良質なオリジナルコンテンツ

結論から言うと、人間として個性を表現し、オリジナルの動画でないと現在では収益化ができません。

以前は他のチャンネルの動画をダウンロードし、自分のチャンネルで公開する、いわゆるパクリ動画が横行していましたが、これが「再利用されたコンテンツ」に当たります。

もちろんテレビ番組やDVDなどの映像のパクリもこれに当たります。

YouTubeを始めたばかりの人こそ知っておきたい収益化の知識

 

現在ではこのような動画をYouTubeにアップすると、自動検知で警告が来て最終的にはチャンネルが削除されます。

これは法律に触れることでもあるので、明らかにやってはいけない、と分かると思いますが、「再利用されたコンテンツ」について、もっと気を付けなければいけないことがあります。

 

フリー素材の落とし穴

フリーのBGMを使いまわす、フリーの背景映像素材を使いまわす、などネット上にある無料コンテンツは、他の多くの人も使っている可能性が大きいので、再利用された、と判断されやすいのです。

BGMについては、YouTubeが用意している「YouTubeライブラリー」という中にある音楽であれば、それらは何度でも繰り返し使っても問題ありません。

YouTubeを始めたばかりの人こそ知っておきたい収益化の知識Youtubeオーディオライブラリー

 

背景も注意が必要

実写の動画を作成する方は問題ありませんが、スライド動画など顔出ししないものを作成する方は注意が必要です。

その場合、必ず背景は動かすようにしてください。

そのときフリーの映像ではなく、自分で撮影した映像を利用してください。

自然の中を歩いて撮影した映像でもいいですし、ドラレコ映像でもいいです。
とにかく誰も使っていない素材を利用してください。

 

私は毎回ドラレコ映像を使用しています。

常に景色は違いますし、私だけのオリジナルであることはもちろんですが、ネタに尽きることがないからです。

 

テキスト動画の対応策

あと、同じ映像を何度も繰り返し流す動画、BGMを何度も繰り返し流す動画、テキストつまり文字だけをスクロールして読ませるような動画も「繰り返しの多いコンテンツ」として収益化できません。

ただテキストスクロール動画の対応策として、

・背景に自分で撮影した動画を利用

・動くキャラクターに自分で用意したナレーションを読ませる

というような動画を作ることで、現在でも顔を出さないで収益化できているチャンネルはたくさんあります。

私の作成している脳トレ動画もこれに当たるのかな、と思います。


要はオリジナリティのある動画を作ればいいんです。

誰でも作れるような動画ではなく、自分しか作れない動画を作れば必ず収益化できます。
パクらなければいいんです。

無理に顔を出す必要はありません。

自分が撮影した映像で、自分が語ったナレーションを使って、自分が世の中に伝えたい動画を作れば大丈夫です。

結局、人間味のある動画であれば収益化できます。

 

難しいと感じるかもしれませんが、手を掛けるか掛けないかの違いだけで、慣れると結構簡単ですよ。

ですから、得にYouTubeを始めたばかりの方は、チャンネルを収益化するためにもこれらのことは絶対注意して動画を作成してくださいね。

これらを守れば必ず収益化できますよー

 

-ビジネス, YouTube