Youtubeのチャンネルを開設した後には、動画のアーカイブサイトを作成した方がいい理由は以前に書きました。
今回は、現在私が運営しているチャンネルのデータを元に、アーカイブサイトが生み出している効果を3つ紹介します。
AdSenseの規約で、金額を公開することはできないため、アナリティクスのデータを元に説明をしていきます。
1.サイト自体がAdSenseで稼ぐ
アーカイブサイトにAdSenseを貼り付けることで、サイト自体が収益をもたらしてくれます。
しかも、サイトのPV数はYoutubeのように乱高下しません。
Youtubeのようにバズって1発で大きく当たることもありませんが、収益がとことん下がってしまうこともほとんどありません。
アーカイブサイト自体も、もちろんGoogleやyahooなどの検索エンジンの検索対象ですので、アーカイブサイトが検索に引っかかってアクセス数を稼ぐことにもなります。
そのため、Youtubeの概要欄をそのままコピペすることだけは避けた方がいいです。
サイトのコピーや複製はGoogleのペナルティ対象になってしまいます。
この点だけを注意して、アーカイブサイトを作成していけば、サイト自体のAdSense収益でYoutubeほどじゃないにしても、プラスを生み出してくれます。
2.Youtubeに流入する
Youtubeの動画を見てくれる視聴者の入り口が増えることになります。
実際にYoutubeのアナリティクスを見てみましょう。
アーカイブサイトからの流入だけで、視聴回数が1ヶ月で998回も増えていることになります。
たったの998回かよ…
なんて思うかも知れませんが、サイトがなければこの数字が0のままなんです。
0だと何も生み出しませんが、998回の再生回数の中で、1人がすっごい影響力を持った人だったりしたら、大変なバズりをする可能性だってある訳です。
人の目に触れる機会を1つでも増やしておくことは非常に大切です。
3.新たな視聴者(層)の獲得になる
Youtubeアナリティクスとサイトのアナリティクスを比較してみると、視聴者の年代が違う点と、リピート率が違うことがわかります。
Youtubeのリピート率の方が高いのではないでしょうか。
チャンネル登録すれば、新しい動画を公開すれば通知が行くなど、更新があったことがすぐにわかります。
しかし、サイトの場合はRSS購読をしていなければ、更新があっても通知がなく、更新があったことに気づきません。
そして、私のサイトの場合
約70%が新規ユーザーなのです。
…と言うことはですよ、
この新規ユーザーがサイトの動画を見てくれる可能性が非常に高いのです。
また、Youtubeでは視聴の世代が55歳以上がほとんどですが、サイトの訪問者は35~44歳の世代が最も多いのです。
アーカイブサイトのおかげで、Youtubeでは見向きもされない世代へのアプローチができている、ということになりますよね。
まとめ
今回紹介した内容は、あくまでも私のサイトの場合です。
チャンネル名にあるように
「デイサービスから生まれた」
なんて書いておけば、年齢が高い世代が集まる傾向にもなりますよね。
しかし、このような傾向もまずはアーカイブサイトを作成して、分析をしていかなければわかりませんよね。
芸能人のように知名度があり、Youtubeだけでもばんばん再生回数が稼げるのでしたら、アーカイブサイトも必要はないかと思います。
しかし、私のように普通の人間がYoutubeで収益を上げ続けるのは本当に大変なことです。
動画を知ってもらうための入口を増やすことはもちろんですが、動画以外の収益源を確保しながら、相乗効果を狙っていくことが大切です。