
海に出ると、季節の流れや潮の変化を体で感じます。
昨日まで釣れていた魚が今日は全く反応しない。
そんなことは日常茶飯事です。
漁師の仕事は自然相手の商売であり、努力だけではどうにもならない部分が確かに存在します。
だからこそ、私は「海の外」にも収益の柱を作ろうと考えるようになりました。
それが、ITとAIを使ったサイト運営です。
生活の情報自体に価値がある

もともと私は、白イカやアナゴなど山陰の海の幸を扱う仕事をしています。
漁に出て魚を獲り、加工して販売し、遊漁船も動かしながら、地元の海の魅力を伝える。
そうした活動を続ける中で、「情報」そのものにも価値があることに気づきました。
例えば、釣果情報や魚の特徴、調理方法、地元の海の話。
これらは漁師にとって当たり前の知識ですが、一般の人にとっては貴重な情報です。
その情報をブログやサイトにまとめることで、広告収入や商品販売につなげることができる時代になりました。
しかし、問題は「時間」です。
漁に出て、加工をして、出荷をして、船の準備をして…となると、ブログを書く時間はほとんど残りません。
以前は記事を書こうと思っても、気づけば何週間も更新が止まっていることがありました。
そこで活用し始めたのが、AIです。
AIを使うことで、記事の構成案を作ったり、下書きを作成したり、自動投稿の仕組みを作ったりと、これまで手作業でやっていたことを大幅に効率化できるようになりました。
例えば、あらかじめテーマを決めておけば、AIが記事のベースを作り、それを自分の言葉で整えるだけで一本の記事が完成します。
さらに、Googleの自動化ツールを使って、決まった時間に記事を投稿する仕組みも作りました。
これによって、漁に出ている日でも、サイトは自動で更新され続けます。
まるで「もう一人の自分」が、裏で働いてくれているような感覚です。
こうした仕組みを少しずつ積み上げていくことで、
・ブログの広告収入
・オンラインショップへの誘導
・釣り船の予約
といった形で、海の仕事とネットの収益がつながり始めています。
AIが必須の時代に…

漁師という仕事は、収入が不安定になりがちです。
天候、魚の回遊、燃料費、相場。どれも自分ではコントロールできない要素ばかりです。
だからこそ、「海に出なくても入ってくる収入」を持つことは、大きな安心につながります。
AIやITというと、都会の人たちのものというイメージがあるかもしれません。
でも実際は、パソコンとネット環境さえあれば、漁村でもどこでも同じように使えます。
むしろ、地方で一次産業に関わっている人ほど、
・専門知識がある
・現場のリアルな情報を持っている
・都市部の人が知らない話を持っている
という強みがあります。
その情報を、AIの力を借りて発信していけば、それ自体が立派な収益源になります。
これからの時代は、
「魚を獲る人」だけでなく、
「魚の情報を発信する人」も価値を持つ時代だと思っています。
海で働きながら、ネットでも収益を作る。
そんな“二本柱”の働き方を、これからも試行錯誤しながら形にしていきたいと思います。
このブログでは、漁師としての現場の話だけでなく、
ITやAIを使った新しい収益づくりの挑戦も、包み隠さず書いていく予定です。
同じように「何かを始めたい」と思っている人の、小さなヒントになれば嬉しいです。